東福寺、紅葉の見頃は?ライトアップや周辺スポット紹介[2016]

京都市東山区にある東福寺は、25カ寺の塔頭のある大寺院。

境内にはイロハモミジ、モミジ、トウカエデなどの約2,000本のもみじをが植えてあります。

「京都の紅葉スポットベスト3に入る」

京都随一の紅葉が見れる」

「京都では紅葉の定番

東福寺は、こんな風に言われているほど有名な紅葉名所です。

特にその中で有名なのは通天橋からの景色。一面に広がる紅葉を見渡せます。

その圧倒される景色に魅了され、紅葉シーズンは多くの観光客が訪れます。

映画館でいうなら最高クラスの特等席ですね。

 

スポンサードリンク

 

紅葉のシーズンは混雑しますが、それでも訪れる価値はある場所です。ぜひ一度皆さんに足を運んでもらいたい名勝地。

絶景の望める通天橋は、大人気のスポットです。拝観受付の終了時間が来て入れない人も出てくるほどです。

東福寺の魅力と通天橋だけではないおすすめ紅葉スポットもお教えします。

そして東福寺に来たら、その足で方丈庭園にも行ってみてほしいです。

市松模様の庭があり、その斬新なデザインに訪れる人が魅了されてしまいます。

数多くの塔頭寺院がありますが、龍吟院や天得院は立ち寄って損はないですよ。

素晴らしい紅葉を堪能することができます。

それでは、東福寺の紅葉の見頃の時期やライトアップ、その他の周辺スポットなど、詳しくご紹介していきます♪

京都の紅葉名所<東福寺>

東福寺は、日本最古で最大級の伽藍と呼ばれています。

奈良では東大寺が一番大きな寺院です。また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえ、

「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍を造営した東福寺。

周囲には枯山水の美しい庭園が広がっており、5000点を超える文化財を所蔵しています。

そんな東福寺のポイントは3つです。

  • 駅から降りた瞬間から紅葉が楽しめる。
  • 日本の歴史的な風景である神社や寺を背景にしながら紅葉を楽しめる。
  • 公園や日本の庭園を満喫しながら紅葉を堪能できる。

東福寺は京都の中でも大人気の紅葉名所。

紅葉の時期は11月中旬~11月下旬で、<通天橋>から見下ろす6万坪のカエデが大人気。一番の見どころです。

毎年報道され各種メディアでも取り上げられるほどで、最高の紅葉スポットですね。

東福寺の秋の名物と言えるこの景色を、ぜひ観賞して風情を味わっていただきたいです。

葉が三つに分かれ、綺麗な金色になる、<通天モミジ>と呼ばれるカエデ、

開山・円爾(えんに)が宋(現在の中国)から持ち帰ったと言われています。

本堂と普門院、開山堂を結ぶ通天橋に数十本植えられているので、

他の紅葉との違いも見比べながら楽しんでくださいね。

ライトアップ情報

ライトアップされた夜の時間は、昼間とは雰囲気がガラッと変わります。

昔は感じられなかった新しい風情を感じられますよ。

東福寺塔頭・勝林寺

本堂前の吉祥もみじ、客殿庭園など紅葉が鮮やかに映える境内がライトアップされる予定です♪

  • ライトアップの期間 11月19日(土)〜12月4日(日)
  • 時間 日没〜19:30(※受付は19:00で終了)
  • 料金 600円(中高生は300円)

東福寺塔頭・天得院

枯山水の庭園をライトアップする予定です。スギゴケが一面に覆っている幻想的な景色が楽しめますよ♪ 

  • ライトアップの期間 11月中旬〜11月下旬
  • 時間 17:00〜20:30
  • 料金 500円

撮影は拝観終了間際に

素晴らしい絶景を写真に撮って、思い出に残したいという方もいるかもしれませんね。

「人を写さないで景色だけを綺麗に撮影したい!」という方も…。

東福寺の紅葉のベストな撮影時間帯はいつだと思いますか?

実は、拝観終了間際がベストタイミングだそうです。

東福寺は、JR京都駅から電車で1駅。京阪東福寺駅からは徒歩数分。

そんなアクセスしやすい場所にあるため、早朝に訪れる人も意外と多いのです。

拝観開始時間に一番先に着いていたとしても、次々と観光客が来てしまい、

結局、多くの人の中で撮影することになってしまいます。

しかし、拝観終了間際は違います。

一番最後に出るという気持ちで撮影に臨めば、人が入っていない風景だけの写真が撮影できますよ。

混在を避けて楽しみたい人へ

毎年全国各地から多くの観光客が訪れる東福寺。

紅葉の秋には赤色や黄色に色づく紅葉を見るために多くの人が立ち寄ります。

「紅葉は見たいけれど、人が多いところは嫌だなぁ…」

という方も多いかもしれませんね。

そんな混雑を避けて楽しみたい方へ、3つのアイディアをご紹介します♪

朝一番の時間に訪問する

1つ目は、「朝一番の時間に訪問する」というアイディアです。

東福寺は京都で1、2を争う紅葉の名所。

紅葉の時期(11月中旬~11月下旬)は、人混みの中をかき分けて進まなければいけないほど混雑することがあります。

シーズン中でも、土日は特に混雑しています。

その土日に比べると、平日が人が少なく落ち着いて紅葉を鑑賞できますよ。

ただ、平日でも日中は団体で訪問する人たちも多く、混雑します。

そこでオススメの時間は開場時間の8:30よりも前に到着しておくことです。

平日の朝一番に訪れることができれば、混雑を避けてゆっくり楽しむことができます。

「でも、人混みの多い土日にしか行けない…」という方は、

開門の1時間前から並んでおくと良さそうですよ。

<臥雲橋(がうんきょう)>から紅葉を眺める

2つ目は、「<臥雲橋(がうんきょう)>から紅葉を眺める」というアイディアです。

東福寺に訪れた人は必ずと言って良いほど<通天橋>に行くため、紅葉の時期はどうしても混んでしまいます。

<通天橋>は最高の紅葉スポットですが、この場所からしか紅葉を見ることができないわけではないのです。

人があまり多くない紅葉スポットもあるのですが、それが<臥雲橋>です。

<通天橋>は紅葉を見下ろすように鑑賞できますが、<臥雲橋>から見上げる<通天橋>も紅葉スポットとして有名。

<通天橋>は有料ですが、<臥雲橋>は無料!

<通天橋>ではなくても良いかなと思える方には、無料で紅葉を楽しめる<臥雲橋>に足を運んでみてください♪

紅葉シーズンの終わり頃に訪れる

3つ目は、「紅葉シーズンの終わり頃に訪れる」というアイディアです。

紅葉シーズンの終わりは12月頃です。その時には黄色くなったもみじの落葉が楽しめます。

地面はもみじで覆われ、黄色の絨毯を楽しむことができますよ。人も少ないため、ゆっくり散策ができます。

色鮮やかな紅葉はもちろん綺麗ですが、黄色のもみじが絨毯のように地面を覆い尽くしている姿も綺麗です。

 

混雑を避けて楽しみたい方へ、3つのアイディアをご紹介しました。

いろいろな紅葉の楽しみ方を見つけて試してみてくださいね♪

 

スポンサードリンク

東福寺の詳細情報

  • 見頃 11月中旬~11月下旬
  • 住所 京都府京都市東山区本町15丁目778
  • 営業時間:9:00-16:00(※秋の拝観期間中は8:30-16:30、受付は16:00まで)
  • 料金 無料(※通天橋、開山堂、東福寺本坊庭園への拝観料が必要です。通天橋・開山堂の拝観料:大人400円、小中学生300円。東福寺本坊庭園の拝観料:大人400円、小中学生300円)
  • アクセス JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車 徒歩10分、京阪本線「鳥羽街道駅」下車 徒歩10分、京都市営バス202・207・208系統「東福寺」下車 徒歩10分、阪神高速8号 京都線鴨川東出口から車ですぐ (紅葉期間10月下旬~12月上旬は駐車場閉鎖)
  • 電話 075-561-0087 東福寺

東福寺周辺の紅葉スポット

最後に、東福寺へ行くなら併せて立ち寄ってほしい、周辺スポットを3つご紹介します♪

<京家>のコロッケ

平日が狙い目!「京家」の衣サクサクのコロッケ♪

東福寺へ行くなら、昔ながらの揚げ物屋さん<京屋>へ。

情緒を感じるこのお店。地元で愛され続ける理由は、安くて美味しい<京家コロッケ>。

紅葉を見ながら歩いていると、ちょっとお腹も空いてくると思います。

衣がサクサクの美味しいコロッケを買って、紅葉を楽しみながら心もお腹もいっぱいに♪

  • 営業時間 9:30-17:30 (※日祝は休み)
  • 住所 京都府京都市東山区泉涌寺雀ヶ森町7
  • 電話 075-551-0056
  • アクセス 京阪本線・JR奈良線 東福寺駅 徒歩6分、京都市バス 202号系統 泉涌寺道 徒歩2分、阪神高速8号京都線 鴨川東IC 車4分

今熊野観音寺

東福寺と異なり、来訪者は少なく落ち着いた雰囲気のある<今熊野観音寺>。

<今熊野観音寺>綺麗な紅葉を見ながらゆっくりと楽しめますよ。

境内には樹齢350年の大きな楓があるのですが、見事な紅葉を見ることができます。

一カ月の間、下から上に紅葉していくので<五色楓>と呼ばれています。

また、後白河天皇が利益によって頭痛が回復したと言われており、<頭痛回復の観音>とも呼ばれます。

  • 見頃 11月中旬~11月下旬
  • 住所 京都市東山区泉涌寺山内町32
  • 営業時間 8:00-17:00
  • 料金 無料
  • 電話 075-561-5511
  • 今熊野観音寺のホームページ http://www.kannon.jp/ 
  • アクセス 阪急電車四条河原町駅から市バス207系統 泉涌寺道下車徒歩10分、近鉄電車京都駅(烏丸口)から市バス208系統 泉涌寺道下車徒歩10分、近鉄電車東寺駅から市バス202・207・208系統 泉涌寺道下車徒歩10分、阪神高速8号京都線、鴨川西出口入口8分

泉涌寺

静寂の中にたたずむ<泉涌寺>の紅葉もオススメです。

<泉涌寺>は皇室ゆかりの寺院と言われており、<御寺(みてら)泉涌寺>とも呼ばれます。

境内からはあまり紅葉を見ることができないのですが、御座所庭園では綺麗に色づいた紅葉を楽しめます。

心に癒しを与えてくれる風景を庭園で楽しむことができますよ。

  • 見頃 11月中旬~11月下旬
  • 住所 京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
  • 営業時間 9:00-16:30 ※12月1~2月末日までは16:00まで
  • 料金 大人500円、小中学生300円(同伴者が小学生の場合は無料)
  • 電話 075-561-1551
  • 泉涌寺のホームページ http://www.mitera.org/
  • アクセス JR京都駅(烏丸口)から市バス208経由 泉涌寺道下車徒歩7分、JR東福寺駅(奈良線)から徒歩10分、京阪電車祇園四条駅から市バス207経由 泉涌寺道下車徒歩7分、京阪電車東福寺駅から徒歩10分、阪神高速8号京都線、鴨川西出口入り口8分

編集後記

東福寺の紅葉や混雑を避ける方法、周辺スポットなどをご紹介しました。

東山散策コースもありますし、他にも穴場はまだまだあると思います。

今年の秋は、紅葉を満喫できる東福寺に行ってみてはいかがでしょうか?

スポンサードリンク

こんな記事も読まれています。