毎年、10月中旬から下旬になると見える天体ショーがありますが、それが「オリオン座流星群」というものになります。
今年のピークは10月21日(金)ということですが、今回は
- 愛知県内での観測スポット
- 方向
- 時間
- 注意事項
などについて調べてみましたので、参考にしてもらえれば幸いです。
オリオン座流星群とは
そもそも、まず「オリオン座流星群」とは、どういうものかを説明します。(知っている方は、飛ばしてくださいね)
この「オリオン座流星群」は、とても明るく、肉眼でもはっきりと見えます。
それには、速度が関係しているのですが、流星群の中で2番目に早い速度で移動をしています。
その速さは、実に「秒速40km」。早いんだけど、わかりずらいですね。時速になおすと「時速144,000km」
新幹線で平均時速が、一番早いのが、東京-青森間を走る「はやぶさ」で、平均時速226.2kmですから、新幹線の約636倍ということになります。
この速さは想像すらできませんね(汗)
また、もうご存知の方も多いと思いますが、この流星の正体は小さな粒子、塵(チリ)なんですね。
大きさは大きくても数cm程度で、重さも1円玉よりも軽いものが殆どを占めていて、一番重くても10g程度と言われています。
そんな小さな粒子(塵)が起こす天体ショーなのですね。
オリオン座流星群[2016年] 愛知県内でいつ見えるのか?
2016年のオリオン座流星群が1番見える時間は、10月21日(金)14時くらいということです。
そうなんです。真昼間なんですね。
しかし、ご安心を。
ピークの時間の前後24時間は、オリオン座流星群を見ることができますので。
そして愛知県内に限らず、全国どこでも、同じ時間帯が観測に適した時間になります。それは、10月21日(金)、10月22日(土)の深夜の0時頃から4時頃になります。
オリオン座流星群[2016年] 愛知県内から見た方角は?
オリオン座の見える方向になりますので、「東」の空ということになります。
あまり星に詳しくない人だと、わからないと思いますので、見つけ方を説明すると・・・
「同じ明るさ」 x 「同じ間隔」 x 「3つ並んだ」
星というのを探してくださいね。
そして、その3つの星が見つかったら左上に見える赤い星があります。この星は「ペテルギウス」と言います。
今回のオリオン座流星群は、この「ペテルギウス」が左上は中心となり、流星が放射状に流れます。
ですので、同じ方向に流れていきませんので、1点を見ているのではなく、全体をざっくりと広めの視野で見ると見つけやすくなります。
オリオン座流星群 愛知県内のおすすめ観測スポットは?
平和公園
住所:愛知県名古屋市千種区平和公園2丁目
白川公園(名古屋市科学館)
住所:愛知県名古屋市中区栄2丁目
稲永公園
住所:愛知県名古屋市港区野跡4丁目
日光川公園
住所:愛知県名古屋市 港区藤前5丁目901
半田空の科学館
住所:愛知県半田市 桐ヶ丘4-210
豊川市ジオスペース館
住所:愛知県豊川市諏訪1丁目63
愛知県民の森
住所:愛知県新城市 門谷鳳来寺7−60
一宮地域文化広場
住所:愛知県一宮市時之島玉振1-1
りんくう緑地
伊良湖岬恋路ヶ浜
住所:愛知県田原市伊良湖町古山2814-4
赤羽西海岸
住所:愛知県田原市赤羽根町西
旭高原元気村きらめき館天文台ミラッセ
住所:愛知県豊田市旭八幡町根山68−1
天体ショーを見る際の注意事項
服装
観測地域にもよりますが、10月下旬はどこも寒いですので、防寒対策はしてくださいね。
霊をあげるとすれば、
- 長袖、長ズボン
- フード付きの上着
- (ニットの帽子(頭だけではなく、口元も隠せると可)
- 手袋
- タオル
というものになりますね。
新たに購入するものではなく、普段でも使えるものばかりですね。
持ち物
天体観測をする際には、できれば寝そべって見れるとベストです。(周りに注意は必要です。)
そんな時に便利なのが、「レジャーシート(銀のマット)」ですね。
天体観測以外の時でも使えますので、持っていても邪魔にならないものですよね。
それ以外には、観測場所は暗いと思いますので、懐中電灯もあると良いですし、寒い地域の場合はカイロもあると良いですね。
また、「双眼鏡」も天体観測の必須アイテムなのですが、オリオン座流星群の場合は放射線状に流れますし、明るいので必要ないかもしれませんね。
編集後記
オリオン座流星群を愛知県内で観測できる場所を中心にまとめてみました。
天体ショーは、とても神秘的なものです。これを機会に、色々な天体ショーを見てみてくださいね。
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