敬老の日に贈る花をみなさんはどのように選んでいますか?
- おじいちゃんやおばあちゃんが好きなお花
- 花の色で選んでいる
- 予算で選んでいる
など、いろいろな理由がありますが、今年は「花言葉」を考えて贈ってみてはいかなでしょうか?
いつもは中々、面と向かって言えない感謝の気持ちを花にのせて表現してみるのも素敵ですよね。
女性の方であれば、良く知ってられることかもしれませんが、男性は知っている人は少ないのではないでしょうか。
最近はフラワーギフトもネット通販を利用して色々なものをメッセージ付きで送れるようですし。
今回は、いろいろな花の花言葉という視点からまとめてみましたので、参考にしてみてください。
花言葉は「感謝」
カスミソウ
「感謝」、「幸福」、「清らかな心」
「カスミソウ」と聞くとみなさんは、このような想像をしませんか? 「脇役の花」 何を隠そう私もそうでした。
でも、花束を作る時には結構、カスミソウを混ぜている人が多いのではないでしょうか。
こんなカスミソウの花言葉を調べてみると「感謝」、「幸福」、「清らかな心」という「敬老の日」にぴったりの言葉のオンパレード。
今回は、脇役ではなく主役として「敬老の日」に贈る花束として考えてみては如何でしょうか。
その時に、メッセージカードに「カスミソウ」の花言葉を添えると親切ですね。
白いダリア
「感謝」、「豊かな愛情」
ダリアの花が使われるもので、よく見るものは結婚式のブーケですね。お祝いの時に使われる花として人気です。
「敬老の日」の花として「感謝」だけではなく、私たちに多くの愛情を注いでくれるおじいちゃん、おばあちゃんへ贈る花としてピッタリではないでしょうか。
花に添えるメッセージカードに「いつも温かな愛情で見守ってくれてありがとう」という一文を付け加えることで、白いダリアの花言葉をさりげなく伝えることも親切だと思います。
カンパニュラ
「感謝」、「誠実」
釣鐘の形をしていることからカンパニュラと名づけられたと言われています。
このとてもかわいい形から女性がもらって嬉しい花の上位にランクインしているのもうなずけますね。
「感謝」の気持ちを表す花として、問題ありませんね。
ただ、カンパニュラは6月~7月に咲く花なので、「敬老の日」の時期には向いていない花となってしまいますので、6月や7月のイベントの何もない日にプレゼントしてみるのもサプライズで良いかも知れませんね。
花言葉は「親愛」
フリージア
「親愛の情」
フリージアという花は元々、春に鮮やかな花を咲かせることで有名です。
そうすると、「敬老の日には贈れないよね」と思われがちですが、「造花のフリージアを贈る」という手段もあります。
「造花」というと「人工的」という想像をしてしまいがちですが、「枯れない」ということも言えますよね。
『私たちからの親愛の情もいつまでも枯れませんよ』という花言葉として贈るのも、洒落ていて良いのではないでしょうか。
※諸説ですが、「親愛の情」を表すのは「白いフリージアだけ」というものと「フリージア全般」とするものがあるようです。
花言葉は「尊敬」
ヒメヒマワリ
「憧れ」、「崇拝」
ヒメヒマワリの花の色はオレンジに近い黄色や黄色になります。
もともとヒマワリというものは夏の暑さにも負けない元気さがありますし、明るさも兼ね備えている花ですよね。
「いつまでも元気で明るい、おじいちゃん、おばあちゃんでいて下さい」というメッセージを贈ってみては如何でしょう。
ヒメヒマワリは、小さなヒマワリのような花姿ですので、部屋の中で飾っても問題のない花の大きさになります。
紫のフリージア
「憧れ」
フリージア全般(もしくは白)の花言葉には「親愛の情」でした。この紫のフリージアには「憧れ」の花言葉もあります。
「紫」の色には「高貴な」、「優雅な」イメージがあると思います。
紫色のフリージアを贈る際には「おじいちゃん、おばあちゃんは私たち夫婦の憧れであり目標です。」というメッセージを添えると良いかもしれませんね。
注意点としては、紫でも淡い色は避けるようにしてください。花言葉が「感受性」に変わってしまいますので。
白いバラ
「尊敬」
バラは色や姿かたちで花言葉の変わってくる珍しい花です。
その中でも白いバラには「尊敬」という花言葉が存在します。
バラというと赤い薔薇で「燃え上がる情熱」のように思いますが、白い色は「純粋な」、「けがれの無い」というイメージがありますので、「心からの尊敬の念」ということが言えますね。
ちなみに、、蕾の状態だと「少女時代」、小輪だと「恋をするには若すぎる」、枯れた状態だと「生涯の誓い」という花言葉があるようです。
サルビア
「尊敬」、「家族愛」、「知恵」
サルビアの花言葉が何故、「家族愛」というものがあるかというと、このサルビアという花の名前の由来が関係していると言われています。
サルビアはラテン語で「健康」、「安全」という意味があるため、花言葉に「家族愛」があると考えられています。
また、サルビアの英語名は「セージ」と言い、「賢人」を意味し、ここから「尊敬」、「知恵」という花言葉がつけられたとも言われています。
一押しの花は、リンドウ!
「正義」、「誠実」、「貞節」、「勝利」、「淋しい愛情」、「あなたの悲しみに寄り添う」、「悲しんでいる時のあなたを愛する」
リンドウという花の根は漢方薬の原料の1種として使われています。そこから「病気に打ち勝つ」という意味を持ち「正義」、「勝利」という花言葉が付けられたと言われています。
また、リンドウは「天気の良い日だけ花が開き、雨や曇りや夜に花が閉じてしまう」という不思議な花です。太陽の光を浴びたときだけ花を開かせる、このことから花言葉に「誠実」、「貞節」があると考えられています。
最後に「淋しい愛情」、「あなたの悲しみに寄り添う」、「悲しんでいる時のあなたを愛する」ですが、これは野や山で咲いているリンドウが群れを成すようには咲いておらず、1本1本咲いていることから、このような花言葉がつけられたと言われています。
もし99歳のお祝いをするのであれば、「白寿」と名の付いたリンドウがオススメです。
「健康と長生きを願う」という意味を持つ、とても縁起の良いリンドウです。
※ 「99」という数字は「100-1」で表すことができますよね。ということで「百」という漢字から「一」を引くと「白」という漢字になります。ここから「白寿は99歳のお祝い」となったわけです。
編集後記
色々と花言葉から「敬老の日」に贈る花を考えてみましたが、やはり一番いいのは、おじいちゃん、おばあちゃんが貰って嬉しいものに限ります。
それに加えて良い花言葉があるのであれば、メッセージカードに花言葉を添えてプレゼントするとより良いと思いますね。
せっかく贈るので、喜んでもらいたいですからね。