「敬老の日」に何を贈ったらいいのか、とても悩みますよね。
両親が若ければ、和菓子や洋菓子も良いでしょうし、一緒に旅行に出かけるのもいいと思います。
しかしながら、年齢を重ねてくると食も細くなりますし、人が多い場所や移動の長い場所に行くと返って疲れてしまいます。
そんな時に良いのが、心のこもったメッセージカードではないでしょうか。
でも、現代においては手紙を書くという機会も少なくなり、どんなことを書けばいいのか、悩んでしまって、なかなか筆が進みませんよね。
そんなわたしも、わたしも皆さんと同じように毎年のように悩みます。何を書いたら喜んでくれるのだろうか?
「定型文的なもので済ましてしまおう」とも思ったりしてしまうのですが、普段、なかなか感謝を口に出して伝えられていないので、「敬老の日だけでも、しっかりと感謝を伝えたい」
そんな気持ちになりますよね。
ということで、今回は「敬老の日、ご両親に是非、贈りたい感謝のメッセージ」ということで、いくつか文例やポイントをまとめていますので、参考にされてくださいね。
敬老の日に贈るメッセージのポイントや気持ち(心構え)は?
かしこまらない。ありのままで、素直に!
ご自分のご両親に贈る場合、これまで一緒に過ごしてきた時間は誰よりも長い訳です。ご両親はあなたの一番の理解者だと思います。
どんな難しい言葉や表現を使ったメッセージよりも「あなたの言葉で」、「素直に」書くことが、一番気持ちが伝わりますし、ご両親も一番喜んでくれると思います。
よそよそしい言葉なんて使ってはいけませんよ(汗)
感謝の気持ちを伝えるのですが、あなたらしく「感謝してます」よりも「いつもありがとう」の方が気持ちがストレートに伝わりますよね。
「敬老」、「敬老」と年寄扱いしない!
「敬老の日」を意識しすぎてしまうと、どうしてもご両親をお年寄扱いしてしまいがちです。
あまり「敬老の日」を意識ぜすに、「いつも想っている感謝の気持ちをメッセージに入れる」というくらい簡潔でもいいかもしれません。
もちろん、ご両親には「身体を大切にして、長生きしてほしい」というメッセージは必要だと思いますが、何度も同じようなニュアンスの言葉を使うと、「年寄扱いするな」と、雷が落ちてしまうかもしれませんので、メッセージの最後だけに持ってくるということで良いのではないでしょうか。
ご自分に当てはめてみればわかりますが、年寄扱いはされたくないですよね。それは、60歳でも70歳でも80歳でも同じことです。いつまでも若くありたいと思う気持ちは。
あなたもご両親と同じ大人です。大人どおしなら、あまり敬老を意識させない気配り、心配りがあると良いですね。
難しい言葉は必要ない。自分の言葉で!
最初にも書きましたが、難しい言葉や表現は必要ありません。
かしこまった席などで使う言葉は不要です。
というか、そんな言葉を使ってしまうと、あなたが本当に伝えたい感謝の気持ちが伝わらないと思います。
ご両親は、あなたのことを良く知っています。あなた自身の言葉でメッセージを伝えることが、一番わかりやすいものです。
敬老の日 メッセージ文例 [ご両親編]
あなたは、結婚しているかもしれませんし、子供もいるかもしれません。また、独身かもしれませんね。
また、ご両親と同居されているかもしれませんし、年に数回しか会うことができない遠距離に住んでいるかもしれません。
そんなそれぞれの立場から、ご両親の敬老の日を祝う文例を考えてみましたので、あなたがご両親に贈るメッセージの参考にされてください。
あくまでも参考ですよ。「子供であるあなたからの感謝のメッセージ」、「いつまでも身体を大切にしてほしいという願い」をご自分の言葉で伝えてあげてくださいね。
メッセージ例文1 [既婚パターン]
敬老の日おめでとう。 まだ、そんな年じゃないと怒られそうだけど、普段、言いたくても言えないことを「メッセージカード」に書いて贈りたいと思います。 わたしも昨年、結婚することができました。 理想の夫婦の形は、お父さんとお母さんです。 わたしはお二人をみて「こんな夫婦になりたい」といつも思っていました。 お父さんとお母さんは、私の人生の教科書であり、お手本です。 この先も人生の良いお手本として、見習っていきたいと思いますので、いつまでも二人仲良く、ご自分の身体を気遣って、健康で長生きしてくださいね。 |
メッセージ例文2 [既婚・子供有り パターン]
敬老の日おめでとう。 まだ、そんな年じゃないと怒られそうですね。 わたしにも昨年、はじめての子供が生まれました。 お二人はおじいちゃんとおばあちゃんになったわけです。 子供が生まれたことで、お父さんとお母さんがどんな気持ちでわたしを育ててくれたのか、少しだけですがわかってきたような気がします。 子供が子供を育てるには難しいことが多いです。 人生の先輩として、これからも色々と助言してもらえればうれしいです。 子供と一緒にお酒が飲めるようになるまで、いつまでも元気で長生きしてくださいね。 |
メッセージ例文3 [独身パターン]
敬老の日おめでとう。 「年寄扱いをするな」というお叱りの声が聞こえてきそうですが。 恥ずかしくて、なかなか口で感謝の気持ちを伝えることができないので、メッセージカードに書いて贈ります。 社会に出て、何年か経っておりますが、お父さん、お母さんがわたしのために一生懸命頑張ってくれていたことを本当に感謝しています。ありがとうございます。 まだまだ、わたしは未熟者なので、いろいろな面で助言してもらうことが必要です。 健康に気を付けて、長生きしてくださいね。 これからも、よろしくお願いします。 |
メッセージ例文4 [同居パターン]
敬老の日おめでとう。 いつもいつも私たち夫婦や子供の手伝いをしてくれてありがとう。 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 子供たちが大きくなるにつれて、行動範囲も広くなり、付き合うのが大変ではないかと思います。 そんな大変なことも、笑顔でこなす姿を尊敬します。 わたしたち夫婦は、まだまだ未熟者です。 お父さんとお母さんと一緒に暮らすことで、本当に多くのことを学ばせてもらっています。 わたしたちが一人前の夫婦になるためにも、いつまでもお手本でいてもらいたいです。 いつまでも健康に、長生きしてくださいね。 これからも、わたしたち家族と一緒に元気で暮らしていきましょう。 |
メッセージ例文5 [遠距離パターン]
敬老の日おめでとう。 なかなか、そちらに帰ることができなくてすいません。 お父さん、お母さんと離れて暮らしてみて、ありがたさや偉大さを痛感しているこの頃です。 この夏は、とても暑かったようですが、おかわりはありませんか? わたしは、まだまだ、お父さんやお母さんから学びたいことがたくさんあります。 いつまでも健康で、長生きしてくださいね。 年末には、お土産をいっぱい持って帰省しますので。 これからも、末永く、よろしくお願いします。 |
編集後記
如何でしたでしょうか。ご自分のご両親だからこそ、言葉で伝えるのが難しい場合もありますよね。とても感謝していても、普段はなかなか言えないものです。
「敬老の日」には、メッセージカードを贈って、あなたの素直な感謝の気持ちを伝えましょう。
今回は、自分の両親へのメッセージということで文例をあげてみましたが、「義理の両親」や「孫から」の「敬老の日」のメッセージ文例も書く予定にしていますので。
では、少しでもみなさんのお役に立っていれば幸いです。
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