前回、「引っ越しが決まったら挨拶状の準備!ハガキの文例集」、「引っ越しの挨拶はどこまで?失礼のない時間帯やタイミングは?」という記事を書かせて頂きましたが、今回は、引っ越し先でのご近所に挨拶に行く際の品物、手土産についてまとめてみようと思います。
何度も引っ越しを経験されている方にとっては普通の事でも、初めて引っ越しをされる方や、結婚をして夫婦で新居で新生活を始められる方にとって、ご近所へのご挨拶は緊張もすると思います。
変に緊張してしまってもいけませんが、第一印象が大切であることは言うまでもありません。
そうかと言って、高価なものを渡せば良いというものではありませんし、高価なものは返って相手に気を遣わせてしまう場合がありますので、注意が必要です。
では、引っ越しのご挨拶の品物、手土産はどんなものが良いのか、ご紹介していきたいと思います。
品物、手土産の相場は500円前後
引っ越し先のご近所へのあいさつに持参する品物、手土産の相場としては「500円前後」が一般的です。
そして、実用的で使える物が良いでしょう。例えば、普段の生活で使う「消耗品」にあたるものが良いと思います。
間違っても、茶碗や湯飲みなどはやめましょう。
わたしの家には、色々なところからもらった茶碗や湯飲みなど使っていないものが多くあり、捨てるにも捨てられません。そして、重くてかさばるので欲しくないものの1つになっています。
こんなものだと、センスを疑われて、第一印象としては最悪になる可能性もあります。(あくまで、我が家での話ですが)
では、どんなものが喜ばれるのかというと、「普段生活の中で良く買う消耗品」ということです。たとえると、こんなものが上げられます。
- タオル・・・使っていくと水分を吸収しにくくなりますし、あっても邪魔になりません。
- 石鹸・・・毎日、顔や手、体を洗いますので、これもあると便利です。ハンドソープもOK。
- 洗濯洗剤・・・毎日、多くの洗濯物がでますよね。家族が多ければ大助かりの一品
- 台所用洗剤・・・毎日の料理の後の洗い物に。
- サランラップ・・・料理を冷蔵庫などにしまって置く場合に使いますよね。アルミホイルも良いですね。
などが良いと思います。
このほかだと、地域指定のごみ袋。ただ、これは「引っ越しのあいさつにゴミ袋?」というようにマイナスと捉える人も居ますので、注意が必要です。
わが家は、マンション住まいですが新聞が他の方と違う全国新聞をとっている関係で数カ月に1度、届かない時がありますが、そんな時のお詫びの品は決まって「市指定のごみ袋」です。実用性もあるものですので、ありがたい代物なんですがね。
では、逆に「これは避けたほうが良い」という品物、手土産はどんなものがあるのでしょうか?
それは「人によって好みが分かれるもの」ということになります。
また、我が家の例になりますが、家ではアルコールは飲みませんし、コーヒーも飲みません。
なかなか珍しい家庭かもしれませんが、こんな家もあるわけです。
「あなたが好きだから、他の人も好きだろう」というのは、全く当てはまりませんので注意が必要ですね。
ですので、食べ物や飲み物は避けたほうが無難だと思われます。
ただ、お菓子は良いかもしれません。その場合は、できるだけ賞味期限の長いものを持参すると良いでしょう。
生菓子などの生ものは避けてくださいね。
用意したとしても、相手が不在でなかなか渡すことが出来ず、渡した時には賞味期限があと数日では、あなたの印象としては最悪になってしまいますので(笑)
あと、忘れがちなものとしては「入浴剤」というものがあります。
「入浴剤を入れると気持ちが良い」とあなたが思ったとしても、「お風呂掃除が面倒になる」と考えている人も居ますので、避ける方が無難でしょうね。
ちなみにわが家も入浴剤は使いませんので、もらって困る品物の一つですね。
のしの書き方はどうすれば良いのか?
引っ越しの挨拶の品物、手土産には「のし」を付けるのが一般的です。
その際には、「のし」にご自分の名前を入れると覚えてもらいやすいと思います。
また、あなたがご夫婦の場合は、あいさつにはお二人で出かけるようにしてくださいね。
くれぐれもどちらかに任せるということはしないようにしてくださいね(笑)
編集後記
初めての一人暮らしや、結婚をして初めて住む場合は緊張しますよね。わたしも結婚して初めての生活は緊張しました。
少しだけトラブルにも巻き込まれましたが、引っ越しの挨拶をしっかりとしていたおかげもあり、相談に乗ってくれる方もできました。
きっと、周りの方々も「引っ越しをしてきた人は、どんな人なんだろうか?」、「うまくやっていけそうな人なのか?」など考えていると思います。
第一印象で好印象を持たれれば、きっと、あなたの新しい生活において相談できる方が何人かできると思いますので、頑張ってくださいね。