普段の食事を白米食から玄米食に切り替えるだけのダイエット
食事の見直しはダイエット成功の鍵を握りますが、主食に白米を摂る人は少なくありません。ですが、白米よりもとても優れた主食としておすすめなのが玄米です。玄米とはもみがらのみを取り除いたお米で、ぬかや胚芽の部分が残っており、栄養が白米に比べて豊富にあるのが特徴です。
腸内環境を改善するために欠かせない食物繊維が、玄米のほうが、白米の4倍も摂ることができます。ですから、便秘対策にも役立ち、体の余分な脂質やコレステロールを排出してダイエット効果も期待できます。
また胚芽の部分にはビタミンEやビタミンBが含まれていて、ビタミンEはホルモンの分泌を促す効果がビタミンBは新陳代謝を促す効果があります。玄米は、白米よりも固いため、咀嚼の回数が自然と多くなります。
そのため、多く食べずとも満腹中枢に信号が届きます。同じように食事をするだけでも、玄米に変えるだけで体内の血糖値が上がりにくくなり、ダイエットになるのです。玄米はぬかや胚芽が残っているため噛みごたえがあり、噛む回数が増えることにより満腹感を得られる点もダイエットにつながります。
主食を、玄米と白米のミックスにすることで、食べにくさもある玄米を食べやすくすることが可能です。慣れてきたら徐々に玄米の量を増やしていき、最終的には玄米のみにすれば無理なくダイエットを進められます。食物繊維や栄養豊富な玄米に切り替えて、玄米ダイエットを試してみてはいかがでしょうか。
玄米を利用したダイエットの効果について
効率的なダイエットを行うために、玄米を中心とした食事をするという方法を、雑誌やホームページで見かけます。主食を白米から玄米に切り替えることによって、効率的に体重を減らすことができるというやり方になります。
果たして、ダイエット効果を高めるには玄米は有効なのでしょう。玄米がダイエットにいい理由として、血糖値の上昇を緩やかにすることがあります。血糖値の上がり方を示すGI値は、白米より玄米が低くなっています。
玄米は精米していない米なので、体内に入っても栄養素を吸収しにくいため、太りにくいといわれています。さらに玄米は、少し固めなのでしっかりと噛まないと飲み込むことができません。少しずつ、しっかり噛んで食べなければいけないので、ドカ食い予防になります。
急いで食べる習慣がついていると、満腹中枢が刺激される前にどんどん次の食材を胃へと送り込んでしまうので、ダイエットになりません。効果的なダイエットを行うためには、玄米を白米代わりにすることで、ちょっと食べるだけでお腹が満たされた感覚を得ることが有効です。
胃がぱんぱんになるまで食べている方は、カロリー過多な食事をとっていて、余剰分を中性脂肪として蓄えていることがあります。ですから、主食を玄米に変えた食事にすれば、ゆっくり噛んで食べる習慣がつくことで自然に食べる量を減らすことができるのです。玄米ダイエットは、ダイエット効果が得られるのはもちろんのこと、健康にも良いのでおすすめです。
白米よりも玄米のほうがダイエットによい理由
白米を主食にするより、玄米が主食のほうがダイエットに合います。玄米と、白米は、ほぼ同じくらいのカロリー量だと言われていますが、どうして玄米がダイエット向きなのでしょう。白米と比較すると、玄米の炊きあがりは硬めになりますので、十分に噛まないと食べられない食事になります。
咀嚼の回数が多いほど満腹中枢に信号がいきやすくなり、少ない量でもお腹がいっぱいになります。食感や香りを良くするために、普段は玄米を生成し、白米にしますが、玄米の状態のほうが、栄養は多く摂れます。
玄米は、白米にはないぬかや胚芽がついたままですが、栄養面を考えると玄米のほうが優れています。身体に供給されたカロリーをエネルギーとして使うにはビタミンBが大切ですし、腸内環境の改善には食物繊維が必要です。
玄米に含まれている食物繊維は不溶性の食物繊維であり、水溶性食物繊維とはまた違う働きをします。便秘の症状に悩まされている人は、不溶性食物繊維で柔らかく大きい便をつくり、体外に出しやすくしましょう。
ダイエットを成功させるためには、代謝のいい体質づくりのためにも、便秘対策を行うことがとても重要になります。玄米以外にも、海草類や、野菜類を摂ることで食物繊維を摂取できますが、不足気味になりやすい成分でもあります。白米の代わりに、主食を玄米にしておけば、常に食事の度に玄米を摂ることができますので、ダイエットの役立ちます。