ウェストダイエットとは
ウェストのくびれを意識しながら行うダイエットが、ウェストダイエットです。目標とする数値まで体重を減らすというものがよくあるダイエットです。くびれのあるウエストになるということがウェストダイエットの目標です。
ダイエットとは、体重の数字だけを見るものではなく、全体の釣り合いや見た目の美しさが重視されます。同性同士でも、ウェストのくびれがくっきり見える女性は魅力的な存在に見えます。ウェストダイエットですが、単に体重を減らせばよいというダイエットに比べ、くびれを作るのは少し難しいです。
体重の増減と異なり、ウエストは食事内容を変えるだけではくびれるものではありません。ウェストダイエットを達成するには、代謝を高めて新陳代謝の高い体になるだけでなく、ウエストストレッチや骨盤体操などの複合的なダイエットが必要となります。
ウェストに効果のあるストレッチと聞いて、腹筋を想像した人も多いはずです。腹筋はお腹の前側にある筋肉であり、へそ上に力が入るものなので、ウエストくびれに使える運動ではありません。ウェストを細くする為には、わき腹が鍛えられる運動が適しています。
わき腹を鍛えると、後ろから見た時にウェストの細さが目立ちます。ウェストダイエットを実践するためには、ウェストを細くするために効果的な運動をする必要があるようです。
ウェストダイエットと骨盤の歪み
ウェストダイエットを成功させる為には、骨盤の歪みをチェックする必要があります。骨盤がダイエットへ深く影響するのは、姿勢や重心がずれていると骨盤の歪みを誘発し、体内の血の巡りを悪くするためだといいます。
ウェストダイエットをする上では、骨盤が歪み血の巡りが悪くなっているような体は代謝が低く不都合だということです。日頃の姿勢や骨盤のズレを最初に確認し、ウェストダイエットをする上で支障はないかどうかを確認しましょう。
骨盤のズレを調べるには、道具などを使わずに家で行う方法があります。畳のヘリや、床でも自分の位置が分る模様があるところで、目をつぶって足踏みを30回してください。足踏み後に目を開け、初期の位置から遠く離れたところに立っていたら、歪みが大きい可能性があります。
骨盤のズレがあると、足踏みをしているうちにいつの間にか場所が動いてしまうといいます。そういった場合は、ウェストダイエットに取り組む前に整骨院やカイロプラクティックで骨盤矯正を試みるのもいいでしょう。
姿勢が良くない理由が骨盤の歪みにあり、そのために腰の痛みや背中の痛みを誘発していたということもありますので、骨盤の歪みは軽視できるものではありません。ウェストダイエットは痛みを押してまで行っては逆効果ですので、痛くなる前にその部分は何とかして直しておく必要があります。まず骨盤の歪み具合を確認してから、ウェストダイエットに取り組んでください。
ウェストダイエットの方法について
どんな手順でウェストダイエットをすればいいでしょう。ウェストダイエットの基本的な考え方は基礎代謝を高めることです。そのためには３食規則正しく食べること、２リットルを目安に水分補給をしっかりと、そして適度な運動が大事です。
ダイエットを成功させるためには基礎代謝の問題は避けて通れませんので、代謝について確認しておくといいでしょう。わき腹の筋肉を強化することが、ウェストダイエットでは大事です。ウェストダイエットでわき腹を鍛えするストレッチをするため、まず横になます。
真っ直ぐ横になり、手は真横に伸ばし両足をそろえて上に上げます。足を上げたまま交差し、交差した足をまず右側に倒していきます。5秒ほど待って、元に戻します。同じように左側に倒し、5秒ほど待って元に戻します。１セット10回、日に２～３セットをすることで、ウェストダイエットの効果が期待できます。
その次に足を大きく開いて体を起こし、右あるいは左のつま先に手が触れるようにしながら伸びをするように体を曲げていきます。両つま先へ体を伸ばし終わったら、フィニッシュに体を戻して上に引っ張るようにして筋肉を落ち着かせます。
焦りすぎず、静かな動作で体を動かしてください。ウェストダイエットのストレッチをする時は、特にわき腹の筋肉とおなかの周囲に意を集中することです。腹やわき腹筋肉はいつもはほとんど出番がない筋肉なので、ストレッチ運動で負担がかかることもあるようですが、それだけダイエット的には盲点だった部分でもありますので効果的です。