ハロウィンの由来や意味をわかりやすく説明!2016年はいつ?

ハロウィン

今年も「ハロウィン」の時期が迫ってきました。テーマパークでの「ハロウィン・イベント」のCMもテレビで見かけるような時期になりました。

日本ではハロウィンは「仮装するイベント」という印象が強いと思いますが、「ハロウィン」の本来の意味と由来はどういうものなのでしょうか?

そして、ハロウィンの期間は、イベントによりまちまちですが、本来、ハロウィンはいつなのでしょうか?

そんなハロウィンに関する疑問について、まとめてみようと思います。

お付き合いいただければ幸いです。

 

スポンサードリンク

ハロウィンの期間は? 2016年はいつ?

日本では、テーマパークやお店のイベントとして1日だけではなく数週間や1か月くらいの期間のイベントとして考えられることが多いですが、本来は毎年10月31日の1日だけが「ハロウィンの日」ということになります。

日本で「ハロウィン」が定着したのが本来の意味ではなく、テーマパークなどのイベントからだったので、ある一定の期間と捉えている方が多いようです。これは致し方のないことかと思います。

ハロウィンの由来や意味は?

みなさんは「ハロウィン」の起源、発祥について答えることはできますでしょうか?

ほとんどの人が、アメリカもしくは英語圏と考えているようですが、実は違います。

少し歴史の話になりますが、お付き合いください。

 

ハロウィンの起源は、古代ケルト人が行っていた「秋の収穫祭」、「悪魔祓いの儀式」と言われています。そして発祥は、アメリカではなく、アイルランドやスコットランドだと考えられています。

そして次に疑問が沸いてくると思うのが、「ハロウィン」は何故、10月31日なのか?ということだと思います。

これは古代ケルト人の暦に関わってきます。古代ケルト人の暦では、11月1日が日本の新年である1月1日にあたります。そうすると、10月31日は日本でいう大晦日ということになります。

 

スポンサードリンク

ハロウィンの語源は?

ハロウィンは英語で書くと「halloween」と書きますが、2つの説があります。

1つは、カトリック教会で11月1日に祝われる「諸聖人の日(All Hallows)」の「前の晩(eve)」にあたることから「Halloween」と呼ばれるようになったと言われています。

そしてもう1つは、「神聖な」という意味の「hallow」「夜」の「evening」が合わさり「Halloween」と呼ばれるようになったという2つの説が有名です。

ハロウィンでは何故、仮装をするの?

先ほど、「ハロウィンの由来や意味は?」のところで書きましたが、ケルト人にとってのハロウィンというのには、「秋の収穫祭」と「悪魔祓い」の意味合いがあることを説明しました。

そしてその日の夜には、亡くなった人の魂がこの世に帰って来ると信じられていました。そのため、その亡くなった人の魂に、悪魔や悪霊が取りつかないように仮面をかぶったり、魔除けに火を焚いていたということなのです。

このことにより、亡くなった人の魂も、悪霊や悪魔の仲間だと思わせることにより、連れて行かれないようにと考え仮装するようになったと言われています。

また、それとは違い人間の恐い姿を見せるようことにより、悪魔や悪霊を怖がらせようという意味もあったようです。

トリック・オア・トリート(Trick or Treat)とは?

アメリカでは毎年10月31日に子供たちがかぼちゃの器をかぶって、近所の家をまわってお菓子をもらうというのが風習となっており、この時に「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」という言葉を使い、家々を回ってお菓子をもらいます。

この「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」は、「お菓子をくれないと、いたずらするぞ」と意味があります。

ちなみに、これらの単語を正しく訳すと、「トリート(treat)」というのは、「お菓子」という意味を表す単語ではありません。

正式には「招待、接待する」といったような意味の言葉となります。

編集後記

日本で定着した「ハロウィン」ですが、日本では子供よりも大人が仮装をしてイベントなどに繰り出すという傾向が強いようですね(汗)

どうしても、イベントが先行して今いましたので、今回、ご紹介した由来や意味などについては知らない人が大半ではないかと思います。

日本人は海外の文化を上手にアレンジして自国に取り入れるのがうまいですが、本来の意味や由来を知った上で行うともっと良いものになるのではないかと思いますね。

 

スポンサードリンク

こんな記事も読まれています。

ハロウィン