北陸新幹線を使うと関東地方からとても行きやすくなった北陸地方ですが、ここにも紅葉の名所はたくさんあります。
その1つに、日本三名園として国指定特別名勝の「兼六園」があります。
「兼六園」というと、紅葉のイメージよりも春のお花見の方が有名かもしれませんが、モニジ類340本、ケヤキ60本をはじめ、多くの赤や黄いろに輝く木々を見ることができます。
もちろん、紅葉以外のシーズンでも「兼六園」は、美しい姿を見せてくれますが、紅葉シーズンも、また、違った景色を見せてくれます。
そんな「兼六園」の紅葉について、調べてみましたので、まとめておきたいと思います。
兼六園の紅葉[2016年] 見頃の時期
- 紅葉の色づきはじめ:11月上旬
- 紅葉の見頃の時期:11月中旬から11月下旬
- 紅葉する木:カエデ、サクラ、ケヤキなど
そして、「兼六園」の紅葉は昼だけではなく、夜も楽しむことができます。
それは「金沢城・兼六園ライトアップ秋の段」というものです。
期間は、2016年11月18日(金)~12月3日(土)までで、時間は17時30分から21時までライトアップが行われ、なんと無料で見ることができます。(入場は、20時45分まで)
※ ただし、通常の営業時間は有料となります。
兼六園 基本情報
- 住所:石川県金沢市兼六町1
- 営業時間: 7時00分~18時00分(3月1日~10月15日)、 8時00分~17時00分(10月16日~2月末日)
- 休園日:なし
- 入園料: 大人(18歳以上) 310円 、小人(6歳~18歳未満) 100円
- お問合せ先:石川県金沢城・兼六園管理事務所(076-234-3800)
- 公式サイト http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html
※ 記載されている情報は、記事作成時点のものです。現在、変更されている場合もありますので、公式サイトなどでご確認ください。
電車+バスでのアクセス
兼六園に行く方法としては、JR金沢駅から北陸鉄道バスに乗り約15分 「兼六園下」下車徒歩すぐになります。
料金は、1回の乗車で大人200円、子供100円です。
また、バスとしては、「城下まち金沢周遊バス」、「金沢近郊バス」というものがあります。
また、兼六園以外にも行かれるところがある場合には、1日フリー乗車券を購入するとお得です。料金は、おとな 500円です。
路線図、時刻表、注意事項については、北陸鉄道さんのサイトの兼六園シャトル(http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/kenrokuen)で確認してください。
車+駐車場でのアクセス
遠方から車で行かれる場合には、北陸自動車道金沢西ICもしくは金沢東ICから約30分、金沢森本ICから約20分で到着です。
現地についてからの心配は、兼六園の近くの駐車場に停められるかということだと思いますので、有名どころでありますが、1つだけ紹介しておきます。
ちなみに停められる台数は多いですが、紅葉シーズンにはどうしても混雑しますので、車で行かれる場合は午前の早い時間に兼六園の紅葉を見に行かれることをおすすめします。
石川県券六駐車場
- 住所:石川県金沢市 小将町1-53
- 電話番号:076-263-1814
- 営業時間:24時間 ※ ただし、出入りできる時間帯は、7時30分から22時までです。
- 駐車料金:(普通車) 初めの1時間 350円。以降は30分毎に150円。※ 22時から翌朝の8時までも停める場合には、1泊につき1,030円加算されます。
- 収容台数:普通車 554台、マイクロバス 66台
兼六園 紅葉シーズンの混雑は?
「兼六園」は、年中混雑します。そして、特に春の桜のシーズンが一番混雑しますが、秋の紅葉シーズンも混雑します。
これは避けることはできませんね・・・。
2015年3月14日に北陸新幹線が開業したことにより、アクセスがしやすくもなりましたので、今後も混雑しそうですよね。
金沢駅や兼六園周辺の宿泊施設も、3連休を中心に例年、満室になるところも多いようです。
また、先ほど、駐車場のご案内もしましたが、花見や紅葉シーズン以外であれば、駐車するのも問題ないのですが、紅葉シーズンは午後になると駐車場に入るために待つこともでてきます。
このことから考えると、紅葉をスムーズに見るためには、「早起きは三文の徳」ということで、朝の早い時間がベストですね。
そして、この朝の早い時間に金沢城公園が早朝解放されています。しかも、無料!(注意:有料開園時間の15分前までに退園する必要があります。)
時期により開園時間が異なりますので、表記しておきますね。
- 11月1日から2月末 6時から ※ 秋の紅葉シーズン
- 3月1日から3月末 5時から
- 4月1日から8月末 4時から
- 9月1日から10月末 5時から
金沢城公園
- 住所:石川県金沢市丸の内1-1
- 営業時間:7時00分~18時00分(3月1日~10月15日)、8時00分~17時00分(10月16日~2月末日) ※ 菱櫓・五十間長屋・橋爪続櫓・河北門 9時00分~16時30分 最終入場16時00分
- 定休日:12月29日~1月3日
- 料金:入館料(菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓) 大人 310円、小人 100円
服装の注意点
「兼六園」の紅葉シーズンは11月になりますので、季節的には冬の入り口になりますでしょうか。
遠方から来る方の場合、天気や気温が気になりますよね。
金沢の11月の気温は、東京の12月の気温と同じくらいと考えて頂ければと思います。
この時期の平均気温は、11.5℃で、降水量は264.9mm。
天気も曇りの日や雨の日が多いので、防寒具だけではなく、雨具も用意しておくと良いと思います。
綺麗な紅葉を見にきて、風邪をひいては意味がありませんので。
編集後記
特別名勝兼六園(金沢)の紅葉の情報を集めてみました。如何でしたでしょうか。
年中、多くの観光客が国内からだけではなく、海外からも訪れます。そう、海外からも注目されている場所なんですよね。
もし、まだ、兼六園に行ったことがなければ、今年の紅葉シーズンに行かれてみては如何でしょうか。