高台寺の紅葉!見頃の時期やライトアップ、混雑情報[2016]

幻想的なライトアップに感動!高台寺の紅葉を見に行こう♪

京都府を代表する高台寺の庭園は小堀遠州作とされ、借景と共に眺める紅葉は見る人の心を魅了します。

ライトアップの時期は池に反射する紅葉や臥龍廊、光で照らされる竹林はとても神秘的で感動しますよ。

方丈前庭「波心庭」では「百鬼夜行プロジェクトマッピング」という光のアートイベントも楽しめます。

  • 紅葉の見頃 11月中旬~12月上旬
  • ライトアップ 10月21日~12月11日 (日没~21:30 夜間特別拝観)

他にも座禅や茶道の体験もできるので、この機会に訪れてみてくださいね♪

それでは、高台寺の紅葉について、見頃の時期やライトアップ、混雑情報など、詳しくご紹介します。

 

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高台寺って?

京都府・京都市東山区、京都・八坂神社から少し行くとある高台寺。

慶長11(1606)年、豊臣秀吉の菩提を弔うため、妻ねね(北政所)が創立しました。

そのため、「女性に縁のある場所」とも言われています。

秀吉と深い経緯のある伏見城の前庭を移築して、死去するまでの19年間を共に過ごしたと伝えられています。

徳川家康からの援助も受けて作られたと言われていて、高台寺は壮麗を極めた寺院だと伝えられています。

寺院のたたずまいも美しく、それを引き立てる庭園の美しさも格別です。

火災に遭い、開山時から今に至るまで残っているものは、表門、開山堂、霊屋と茶室傘亭・時雨亭、観月台など。

霊屋には秀吉と北政所の坐像があり、「高台寺蒔絵」と言われていて有名です。

内部の須弥壇がほどこされた蒔絵文様を見ることができます。

茶室傘亭は桃山時代建築の重要文化財建造物とされ、その天井は丸太と竹で組まれています。

から傘を現わしている珍しい天井です。

また、伏見城から移された時雨亭も、桃山時代茶室建築の代表的な建物です。

この高台寺は高台に建立されたので、京都タワーはもちろん、京都全域を見渡せる景勝地です。

高台寺の紅葉

境内にはお堂があるため古都・京都らしさがあふれています。

大きな紅葉に迎えられて拝観受付に歩いていきます。

左手に祇園閣を遠くに眺めながら、拝観順路を進むと赤く色づいた紅葉が映り込む堰月池(えんげつち)の前に出ます。

高台寺の庭園は、池泉回遊式庭園です。

臥龍廊で繋がれた観月台、開山堂、霊屋(おたまや)はどれも国の重要文化財。

堰月池と臥龍池は紅葉の落葉が水面に浮かび、咲き誇る紅葉と建物との絶妙な調和に魅了されます。

高台寺には、開山当時の建物がいくつもあり、古風な建物を包み込むように紅葉が配され雰囲気は最高です。

高台寺のライトアップ

日中も壮大な美しい光景を楽しめる高台寺ですが、夜もおすすめです。

ライトアップの紅葉は、幻想的な雰囲気で心が躍る感動を味わえますよ。

秋の夜間特別拝観として「百鬼夜行プロジェクトマッピング」も行われています。

光のアートイベントをゆっくり見たい場合は、時間をしっかり確保して下さいね。

  • ライトアップの期間 10月21日~12月11日
  • ライトアップの時間帯 日没~21:30(夜間特別拝観)

 

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座禅と茶道を体験しよう!

精神一到!座禅体験

高台寺の座禅体験は、外国人の方にも大人気。初めての人でも気軽にリフレッシュ感覚で楽しめます。

座り方や呼吸の仕方、座禅のイロハを丁寧に教えてもらえます。

深い呼吸をゆっくり何度も繰り返し、精神を統一していくことなんて日頃はなかなかしないですよね。

自分の心の声に耳を傾け、インスピレーションを受けてみましょう。何かひらめきがあるかもしれませんよ。

予約が必要で、団体(1団体10名以上)のみの体験となります。

日本伝統文化を堪能!茶道体験

代表的な日本の文化といえば、茶道。世界的にも有名ですね。こちらも初めての方でも気軽に楽しめます。

抹茶の立て方、作法などを優しく教えてもらえるので、不安に思うことなくご参加くださいね。

本場の茶室で抹茶の味は格別です♪さらに、和尚様がありがたいお話もしてくださいます。

こちらも予約が必要となるので、ご確認くださいね。

茶室

  • 遺芳庵:高台寺を代表する茶席。静寂な空間の中に身を置くと、まるで時が止まったかのよう。不思議な感覚を味わえますよ。
  • 鬼瓦席茶室:遺芳庵と同じく、高台寺を代表する茶席。吉野太夫や灰屋紹益が好んだ茶席だと言われています。
  • 湖月庵:湖月庵から庭を見渡すその眺めは季節によって異なります。四季折々の美しさを楽しめる名所。
  • 傘亭:正式名称は安閑窟。伏見城から移建した茶席で、千利休の意匠を担当。傘亭は竹と丸木が放射状に組まれ、カラカサを開けたように見えることからその名がついたそうです。
  • 時雨亭:傘亭と一緒に伏見城から移築されました。2階建ての茶室となっていて、窓も多いです。窓を全て開けると、西南方面の景色が楽しめますよ。

基本情報

  • 坐禅料金 1000円
  • 茶道料金 2000円
  • 時間 9:00-17:00
  • 所要時間 1時間程度
  • 定休日 寺の行事による
  • 申し込み 2週間前までに電話で確認後、FAX

高台寺のアクセス

  • 住所 京都府京都市東山区高台寺下河原町526
  • 営業時間: 9:00-17:30(受付終了17:00)
  • 交通アクセス 京阪電気鉄道祇園四条駅から九条車庫行き市バス(206,207,特207番)で約5分「東山安井」下車徒歩5分
  • 駐車場 150台(1時間まで1台600円、以降30分ごとに300円、24時間営業)
  • 料金 大人:600円 中学生:250円 小学生以下:無料(要・父兄同伴)3ケ所(高台寺、掌美術館、圓徳院)共通割引拝観券 900円
  • 電話 075-561-9966 高台寺
  • 高台寺ホームページ:http://www.kodaiji.com/index.html
  • 備考 ライトアップ開催期間:10月21日(金)~12月11日(日) 17:00~22:00(受付~21:30)。紅葉ハイシーズンは混雑の場合あり

※混雑状況

ライトアップの時期は特に人が多く、混雑を避けようと平日に足を運んでも、混雑は避けられないようです。

チケットを買うために30分は待つことになるかもしれません。

けれど、最高の景色を楽しめて、非日常の体験を味わうことを考えたら、

待つことも楽しみのひとつかもしれませんね。待つだけの価値はありますよ。

編集後記

いかがでしたでしょうか?高台寺は、寺院の美しさに加え、庭園も見どころ満載です。

静寂な雰囲気が、心に癒しを与えてくれる、京都指折りのおすすめスポットです。

秋には高台寺に足を運び、紅葉やライトアップをお楽しみくださいね。

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