宮城県内で紅葉を見る場合に外せないのが、この「鳴子峡」です。
ほとんどの紅葉のスポットが、車でしか行けなかったり、電車で行けても駅から1時間以上もバスに揺られていくところばかりですが、この鳴子峡は、最寄りの駅から車で5分程度というアクセスも抜群の紅葉スポットです。
また、展望台は散策コースから紅葉を眺めることはもちろん、電車の中からも紅葉を楽しめるスポットとしても人気が高いです。
絶景スポットは何といっても「V字型峡谷」。このあたりは大谷川の長年の浸食により自然に出来上がった絶壁が見どころです。また、この絶壁は高さが100mあることもさることながら、2.5kmという長さを誇ります。
鳴子峡は奇岩と松が多く、赤や黄色の美しい紅葉が広がり、見るものを虜にしてしまいます。
そんな鳴子峡の紅葉の見頃の時期やアクセス方法、駐車場情報やおすすめスポットなどを紹介していきたいと思います。
鳴子峡の紅葉 見頃の時期は?
見頃の時期
鳴子峡の紅葉は、例年10月中旬から色づき始めます。
そして、見頃の時期は10月下旬から11月上旬にむかえます。
上記の動画を見て頂ければおわかりですが、赤、黄色、緑に加え、オレンジ色の紅葉が随所で見ることができ、鉄橋のブルーの色を引き立たせています。
鳴子峡とは
まだ、鳴子峡に訪れた方もいらっしゃると思いますので、鳴子峡の基本的な情報をおさらいしておきます。
- 住所:宮城県大崎市鳴子温泉
- お問合せ先:鳴子温泉郷観光協会 0229-83-3441 / 鳴子峡レストハウス 0229-87-2050 / 大崎市鳴子総合支所地域振興課 0229-82-2026
- 公式サイト・関連サイト :http://www.city.osaki.miyagi.jp/index.cfm/24,1166,108,234,html
※ 掲載情報は、現時点のものになりますので、必ず、公式サイトでご確認ください。
一帯には白色凝灰岩が露出しており、奇岩が卓越し、虫喰岩、夫婦岩、弁慶岩、屏風岩などの岩を見ることができます。ちかくには、 鳴子温泉郷があり、中山平温泉もあります。
アクセス
電車
JR鳴子温泉駅またはJR中山平温泉駅から車に乗り約5分になります。
残念なことに、鳴子温泉駅の一日の平均乗車人数は、2000年が464人だったのですが、2015年は235人と半減しています。
とても風光明媚な日本を代表する路線だと思いますので、なくならずに残っていってほしいものです。
車
東北自動車道古川ICから約50分 駐車場 中山平側入口の駐車場は有料(有料期間10月中旬~11月中旬予定)
有料駐車場
鳴子峡の有料駐車場は、
- 第1駐車場(バス:12台 / 乗用車:49台)
- 第2駐車場(乗用車:14台)
- 第3駐車場(乗用車:90台)
となっています。
紅葉の時期以外は無料で駐車をすることができますが、紅葉の時期のみ有料となります。
駐車場料金は、昨年までの情報となりますが、
- 普通車:500円
- バス(中型):700円
- バス(大型):1,000円
- バイク:200円
となっており、営業時間は、7:30~16:00となっています。
ちなみに紅葉の時期の週末に車で行かれる方は、早めに行かれることを強くオススメします。
宮城県を代表する紅葉の名所ということもあり、駐車場の開門時間の7時30分から車がどんどん参ります。
半日から1日、鳴子峡で過ごそうという方が多くいらっしゃれば、駐車場があくのを待ってもなかなかあかずに、車の中から紅葉を見ることにもなりかねません。
遅くとも8時までには到着することが望ましいと思います。
お問合せ先としては、鳴子総合支所観光建設課(0229-82-2026)もしくは鳴子総合支所(0229-82-2111)となります。
無料駐車場
有料駐車場のところであげた3か所以外の市営駐車場は無料となります。
※ 地図:大深沢橋無料駐車場
鳴子峡のおすすめスポット
鳴子峡レストハウス見晴台
ここは訪れた観光客のすべての人が写真を撮るところと言っても問題ないような場所です。
鳴子峡を紹介する冊子やポスターなどで見かける写真のほとんどが、この鳴子峡レストハウス先の見晴台から撮影されたものになります。
100mほど落ちくぼんだ「V字型峡谷」と色づいた紅葉のコントラストは本当に素晴らしいの一言につきます。
大深沢遊歩道
無料駐車場のところでご紹介した「大深沢橋無料駐車場」に車を停めて行くと近いです。
この大深沢遊歩道は、鳴子峡遊歩道の一部が閉鎖になったあとの2010年に新設されました。
道幅も4mと広くゆったりとしており、距離も1.5キロくらいですので1時間かからないくらいで紅葉を散策しながら歩くことのできる場所になります。
編集後記
わたしが、この鳴子峡に行き写真を撮るなら、列車と紅葉を写真を撮ります。
それには電車の走る時刻を把握しておく必要があります。ただ、先ほども書いたように利用者が少ないために一日上下線それぞれで各10本くらいしかありません。
何時の列車の写真を撮るためには、いつまでに撮影ポイントまで行かないといけないかを逆算するなどの計画をしっかりと練る必要がありますね。
また、周りには鳴子温泉や中山平温泉などの温泉地もありますので、歩いて疲れた体を癒してから帰るというもの良いのではないでしょうか。
【東北地方の紅葉スポット】