京都市随一の観光名所 清水寺
清水寺は、京都市東山区にあり、四季の移り変わりが楽しめる名所です。
桜が有名な清水寺ですが、紅葉の名所とも言われ、多くの観光客で賑わいます。
2016年、京都観光では清水寺はランキング1位。京都に来た観光客の20%が訪れる大人気スポットです。
「清水の舞台から飛び降りる」と言う言葉の舞台となるこの場所は、とても有名ですね。
「錦雲渓」と呼ばれる渓谷の上に清水の舞台があり、そこから見える景色は見事なもの。
昼間の景色はもちろん素晴らしいですが、ライトアップも格別です。
寺院や紅葉が秋の夜に映し出されて幻想的な雰囲気に包まれます。
2016年の清水寺の紅葉の見頃の時期やライトアップ、混雑情報などご紹介していきますね♪
世界遺産にも認定されている清水寺
清水寺は、坂上田村麻呂が僧延鎮に堂宇を寄進して建てられました。
世界遺産にも認定されている貴重な建造物です。
切り立ったガケに造られた舞台の本堂(国宝)は徳川家光が再建し、上品かつ繊細な寝殿造となっています。
京都市街を一望できる景勝地です。赤色や黄色に染まった紅葉と本堂の組み合わせは絵になりますね。
三重塔(重要文化財)も同じ時期に再建されています。
清水寺の紅葉
- 見頃の時期 11月中旬~12月上旬
- 営業時間 6:00~17:30
- 住所 京都市東山区清水1丁目294
- 拝観料 大人:300円 小・中学生:200円
- 電話 075-551-1234
- 清水寺ホームページ http://www.kiyomizudera.or.jp/
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アクセス 京阪電鉄「清水五条駅」から徒歩25分、京阪電車祇園四条駅・阪急電車河原町駅から市バス207系統「清水道下車」徒歩10分、京阪電車祇園四条駅・阪急電車河原町駅から京阪バス83・85・87・88・88系統「五条坂下車」徒歩10分、JR京都駅から市バス206系統・100系統「五条坂下車」徒歩10分
例年、紅葉の色づき始めが、11月中旬で、見頃が11月下旬〜12月上旬となっています。
清水寺の紅葉は、境内を歩けば随所で見ることができますよ。
大人気の景色は、奥の院から清水の舞台へ臨み見る景色ですね♪
清水寺のライトアップ情報
清水寺の紅葉を100%楽しむために、ライトアップの時間は外せません。
- 期間 2016年11月12日(土)~12月4日(日)
- 時間 18:00(開門)~21:00(受付終了)
- 料金 大人:400円、小・中学生:200円(昼と夜入れ替え制)
ライトアップされる場所は、清水の舞台や本堂、三重の塔、赤門(仁王門)などです。
照らし出された紅葉の光が夜の清水の舞台を彩ります。
京都の街の夜景を臨み見るなんとも言えない神秘的な雰囲気は、清水寺ならでは。
京都の夜空を突き抜ける一筋の青い光は、観音様の「慈悲の光」を表現しています。
この青い光の筋は、「天を駆ける青龍」を表しているそうです。
龍は観音様の化身と言われており、その言い伝えをライトアップ時に演出。
夜になると「音羽の瀧」に龍が来て水を飲むという言い伝えがあり、その龍が天を駆ける様子を表現しています。
清水寺の紅葉の観賞スポット
清水寺の紅葉はどこから見るのが一番良いでしょうか?
絶景ポイントはやっぱり…
清水の舞台と京都の夜景を一望できる、「奥の院からの景色」ですね♪
清水の舞台
清水寺の紅葉は、境内の随所で見ることができますが、
清水の舞台(本堂)から見る光景は目に焼き付けておきたいところ。
清水の舞台から京都市内と紅葉を臨み見て景色を楽しみ、
奥の院へ進み、清水の舞台をバックに紅葉を眺めます。
そして、子安塔に移動して、紅葉に囲まれた清水の舞台を満喫します。
どんな場所から見ても外れなく楽しめますよ。
建造物と紅葉のコラボが最高
境内から見る紅葉も素晴らしいですが、建造物と紅葉をセットで見ると清水寺の紅葉を120%楽しめます。
清水寺のホームページ内でイラスト付案内があります。
わかりやすく建物の配置が描かれているのでご参照くださいね♪
オススメの組み合わせ
建造物と紅葉のコラボレーションが素敵な清水寺。
「どんな風に紅葉を見ればいいの?」と言う方へ、オススメをお伝えします。
- 階段下から赤門(仁王門)を見上げる紅葉
- 三重塔を見上げる
- 奥の院から本堂を見る
本堂と紅葉のセットは、最も有名ですね。
混雑を避けて紅葉を楽しみたい!コースと時間帯は?
混雑を避けて鑑賞できるコースは?
紅葉の時期、ライトアップの期間中の観光客はかなり多く、混雑を極めます。
そんな時でもゆっくりと時間をかけて紅葉を楽しみたい場合は、鑑賞する場所を絞るのはいかがでしょうか?
境内を一周するコースは、
「西門→赤門(仁王門)→三重塔→本堂(清水の舞台)→奥の院→音羽の滝」となっており、
所要時間は30~40分。
立ち止まる人も多いので人気な場所では前に進みづらく、時間もかかってしまいます。
この混雑を避けて、ゆっくりと紅葉を楽しみたい人は、コースの後半から見ていくのがオススメ。
「本堂(清水の舞台)→奥の院→音羽の滝」というコースです。
後半になると紅葉を見慣れてしまい、スイスイ進んでいってしまう人が多いです。
あえて後半から見ていくと、他の人たちは早く進んでいくので混雑は少なく、
ゆっくり立ち止まったりしながら紅葉を楽しむこともできますよ。
混雑を避けて鑑賞できる時間帯は?
ライトアップの時間 18:00~21:00(受付終了)
日中の参拝時間 6:00~17:30
ここで狙い目の時間帯は、20:00〜21:00です。
ライトアップの開始直後は混むのでそれを避けるということです。
17:30に日中の拝観時間が終わると、次に開門する18:00を待つために、長蛇の列ができます。
境内はライトアップが開始される18:00の混雑が治まってくるのは20:00以降です。
編集後記
清水寺の紅葉の見頃の時期やライトアップ、混雑情報などご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
大人気の清水寺ですが、自分のプランに合わせて上手に時間を使って、素敵なひと時をお楽しみくださいね。