日々、行うストレッチですが、どのタイミングで行うかを考えると・・・悩んでしまいますよね。
そんな時、まずは就寝前というのはどうでしょうか?
人間は必ず毎日睡眠をとります。(「俺は、24時間働いているぞ」という方もいらっしゃると思いますが。)
朝起きたら、顔を洗う、歯を磨くのと同じように、ルーチンワークの中に自然と入ってしまえば、「やらなきゃ」と思うストレスもなくなりますので、効果が上がるのではないでしょうか。
そこで今回のストレッチは、ベッドや布団に横になった姿勢で出来るストレッチをご紹介したいと思います。
一日仕事を頑張った自分の体を1日の最後にケアすることはとても大切です。
しかし、「今日は本当に疲れた。ストレッチなんてやりたくない」ということもあると思います。
そんなときに、この寝ながらできるストレッチは威力を発揮するわけですね。
そして、続けていくうちにどんなに肩こりでも、疲れていても、ストレッチをしないと気持ちよく寝ることができないというようになることもあります。
布団に横になって手足を伸ばし、リラックスできたなら、眠りに入る前のも気持ちよくなるのではないでしょうか。
そんな疲労がたまっているときにも、出来る簡単なストレッチです。
もちろん、疲労感がないときでも気持ちよくなるので、毎日、続けられると良いと思います。
では、おまたせいたしました~。
- 仰向けになり、揃えた両脚のつま先を上に向けます。
- 両手は脇にピッタリとつけたまま真っ直ぐに伸ばします。この時のちょっとしたコツですが、ちょうどお尻のあたりにくると思いますが、手のひらを下にしてお尻の下に敷く感じに入れると良いです。
ここまでがまず、ストレッチの準備という段階ですかね。
これからゆっくりとストレッチをしていくことになります。
- 手のひらから肘までの部分で床(布団もしくはベッド)を押しながら胸をググーと持ち上げて上半身を反らせます。以前の記事でもお話しをしていますように、「呼吸」を意識してみてください。
- この動作の場合は、息を吸いながら行うようにしてください。
- 上半身を反らせるときに顎も上に突き出すようにして、頭頂部が床に付くまで反らしましょう。
最終的には、頭頂部、肘、腰(腰の下の手のひら)という3つの部分で支えるような体勢になっていると思います。
この体勢を10秒程度はキープして、息を吐きながら元に戻すようにします。
これを、3~5回程度やります。
如何でしょうか?
最初はきついかもしれませんが、やっていくうちに、「このストレットを寝る前にやらないと、気持ち良く眠れない」という感覚が芽生えるかもしれませんよ、
そして今日は、もう1つ、寝たままで出来るストレッチをご紹介します。
もちろん肩こり改善のためのストレッチになります。
寝る前のストレットというと、「気持ちよく眠りにつくため」という感覚があるかと思いますが、翌朝の目覚めにも影響してきます。
体が疲れた状態だと、朝目覚めた時に「もう少し寝ていたい」、「会社に行きたくない」という気持ちが芽生えてしまうことも、しばしば起こるのではないでしょうか。
その気持ち、とっても良くわかりますよ。
でも、遅刻することもできないし、休むこともできない人の方が多いですよね。
行かなきゃいけないことに変わりがないのであれば、スッキリと目覚めることがとても大切だと思います。
では、寝たままストレッチの説明に入りますが、今回は道具を使用します。
道具と言っても使うのは、バスタオルになります。
「タオルではいけないのか?」という話になるかもしれませんが、少し厚みのあるものが必要となります。
まず、ストレッチ前の準備として、仰向けに寝て、背中を少し高くするために、背中の下にバスタオルなどを適当に丸めたものを置いてください。
その時には、自分の体にあった高さにしてくださいね。無理はされませんように。
では、ストレッチの方法になりますが、
- そのまま両手を頭の方にバンザイするように真っ直ぐに伸ばします。同時に全身をピンと伸ばすような体勢をとってください。
- その体勢から、肘をなるべく床(布団)にくっつくようにしつつ、腕を脇腹の方へ下してゆきます。この時、肘を曲げて全く問題ありません。
- 脇腹に近づいてきましたら、そこで肘を床(布団)から離し、両方の肘を胸の前でくっつくように近づけながら、頭の方にもってゆき、最初のバンザイしながら全身を伸ばすポーズに戻るようにします。
この動きを数回繰り返してみてください。
もちろん、最初は無理をせずに、自分のできる範囲内で行って下さい。
このストレッチも、肩こりに効果がでると思いますので、だんだんと回数を増やしていくと良いと思います。
最初のうちは、痛く感じるかもしれませんが、そのうち、肩がすっきりするような感覚となり、気持ちよくな無理に入れるようになるのではと思います。
なお、背中の下にいれたタオルについては、やりながら自分の体形に合った高さに調整をしていくようにしてください。そして、眠る際には必ずタオルを抜くようにしてくださいね。
さあ、良い寝つきと良い目覚めを手に入れましょう!