就職説明会とは
就職活動を開始したもののまだ先のことが模索中だという人は、就職説明会に行ってみましょう。就職活動ではどんなことをするのか、エントリーシートはどう書くべきかなどの初歩的なことは、大学での就職説明会で教えてもらえます。
会社の就職説明会では、会社の概要、企業理念、採用方針や採用スケジュールなどの説明を行います。就職説明会で企業概要を知った上で採用試験を受けるという段取りになっている会社もあります。
就職活動を始めたばかりの頃は、合同就職説明会という複数の企業が集まって行う就職説明会も重宝します。企業はそれぞれブースを出して順次説明を行っていますので、関心がある企業には目星をつけておき、先に回ってみましょう。
就職説明会ではエントリーシートが重要な役割を持ちます。エントリーシートには名前や出身大学名だけでなく自己ＰＲ欄もあり、面接時に使われることもあります。採用に関する話や企業説明、質問受付などが就職説明会では行われます。
強引に質問をひねり出すことはないでしょうが、質問は熱心さの現れと受け取る会社も存在します。質問を幾つか想定しておく方が、入りたい会社の場合はいいかもしれません。就職説明会の最後に採用試験に関するスケジュールの確認を行う企業もあります。
就職フェアの情報
最近は、あちこちの就職フェアに参加することで、就職先を探そうとする人が少なくありません。就職フェアでは、求人を出している企業が一堂に会し、求職者と会います。開催日と会場をあらかじめ周知しておき、参加者に自分の会社について説明します。
近年では、ＩＴ関連企業やベンチャー企業が、会社の拡大のために新しい社員を採用しようと就職フェアに参加することが多いようです。就職フェアは各企業ごとにブースがあり、興味のある企業ブースで会社の人に直接話しを聞くことができるものです。
参加者は興味のある会社の社員から直接話を聞くことができのが、就職フェアの最大の特徴です。最近は求人数が求職者数を下回っている状態で、大学卒業直後でも就職先が見つけづらいのが実状です。
就職フェアは、転職や就職を考えている人が企業と出逢えるいいチャンスです。就職活動が難航することが多い最近は、有効な手段は何でも行ってみることが大事です。就職フェアを合同ではなく、大手企業一社で行うこともあります。
大企業の求人は希望者が殺到し、競争率も激しくなりがちです。採用されるまでには何倍もの関門をくぐりぬけなければならないようです。就職フェアに行き、企業説明を受けることが全ての始まりになるでしょう。
就職フェアで社員から直接話を聞くことは、本当に自分が働きたい職場とマッチしているのか、改めて就職についてよく考えてみるいいチャンスにもなるでしょう。
就職説明会の種類と参加時の注意点について
もしも就職説明会に行くことになったら、一次面接を受けに行くぐらいの心構えで会場に向かうことが肝心です。就職説明会には様々なパターンがあり、どんな説明会に行くかでまた変わります。
企業数社が合同で開催する説明会と１つの企業が開催する説明会とでは、会の趣旨ややる内容が全然違うものになります。どの就職説明会に行く場合でも、必要な準備を済ませておくことが重要になります。
求職希望者が殺到する人気の高い企業の場合、独自で就職説明会を繰り返し開催しています。倍率の高い企業の場合、就職説明会に参加するための予約が必要になることもありますので、確認しなければなりません。
１つの企業の就職説明会では、前半に説明会をしてから、いきなりテストを受けることになることがあります。会社の説明を聞き、見学などをした後で、すぐにペーパーテストが始まったり、面接を行ったりします。
就職説明会を行う会社が入りたい会社なら、最優先で参加を決めるようにしましょう。限られた時間内で、いくつもの企業と接点を持つことができることが、合同企業説明会のいいところです。
大手企業は希望者が殺到することがありますので、混み合わないタイミングで行けるように時間調整をするといいでしょう。基本的には、就職説明会にはリクルートスーツで参加することになります。条件が書かれていなくても、スーツで行くようにしましょう。